なるほど手出しは無用みたいだね
- 作者: 山田宗樹
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去年、うちの営業部長を入れた飲み会で、営業部長に勧められた。
北野さんが本屋大賞にノミネートされてたよね、って先週教えてくれた。9位だそうな。
読んでないけど、嫌われ松子の一生、を書いた人だそうで。
百年法はめっちゃ面白かったから松子も読もうと思った。
あ、以下本読んで思ったことというかあらすじ(ネタばれ)
・対策室は頑張ったのに国民投票で保留になった百年法。
その陰にあった一人の男の死(公表済み)とレポート。そして遊佐の独裁者が必要だという考え。
・遊佐は牛島と手を組み(氷の心臓を捧げ)百年法施行。
ちょっと頑張りすぎだけど、周りには分からないので、牛島・遊佐独裁体制スタート。そのあと、カギを握る親子の母親死亡。自分で死ぬ施設に行く。息子ケンも見送りに行く。この頃はなんか弱気。
・同時多発テロ癌と逃亡者
百年法が施行され、未来の為に死ぬ年寄りと、大統領権限で長生きする人、死にたくない逃亡者。独裁体制は更に続き、生き延びたい議会はほぼ骨抜き→独裁化進む→さらに骨抜きの悪循環国会。逃亡者は村を作る。ここで活躍する不死者でない男性と、村の崩壊、そして政府による村の壊滅作戦。
ちなみに同時多発テロ癌の患者が増え、百年生きれない人も出てくる。
あと、牛島どっきりで死にたくないって思う。
・本物のテロの増加と、軍部警察あたりで暗躍する人
牛島が同時多発テロ癌なのをいいことに、遊佐を陥れ実権を握ろうとした秘書→牛島マジックでクーデターは…
・同時多発テロ癌は本当にテロの様なものだ。
衝撃の事実と不死者じゃない男性のフラグ回収、国民投票。
全体的に、え、どうなったの!!って結果を知らせずに時代が進む話だった。ちゃんと読めば誰かが説明してくれるのでいいんだけど。フラグ回収と、SF的には綺麗な(古典的な)オチ。ただ、最後と最初の投票結果が日本人の思想の進化を表している。
一気に読んで面白かった。
なんか、百年以上生きてる人間は鈍るっていうのは、風立ちぬもそんなこと言ってて、10年間をクリエイティブに!!みたいな感じだった。人間がベストな力を出せる期間、みたいなニュアンス。
そう、自分のトップクオリティを出せる時間はきっと限られている。そこから老いていく自分とどう向き合うか、って難しいんだと思う。
なんかまとまり無いけど。
更新があいてしまって反省。先週はなんか疲れてた。頭痛かったし。MRIとか怖いな
覚書
シーパラ、えっち、カレー、ポーター、オリンピック。閃輝性黒点?
その、展示会向けとかお客さんとか、報告すべき案件のうらに、いくつ放置してきた仕事があるのだろう。そのしりぬぐいのむかつくことと言ったら。ってかまず、有言実行してくれ、もし出来ないなら出来ないって前言撤回してくれ。それだけでずいぶん変わるのに、なにも出来ない人々。まじむかつくー
つかずはなれず